皆さんはカフェや自宅で、コーヒーやスイーツなどの写真は撮りますか?
私は大学生の時、ラーメン屋に行くたびに、真上から俯瞰撮影をしてインスタに載せていました笑
「取り敢えず真上から平面的に撮っていればそれっぽくなるでしょ」と思いながら。
そして社会人となり一眼レフを購入し、これまでよりも本格的に、考えながら撮影をするようになりました。
ということで今回は、コーヒーオタクであり写真好きでもある私なりの、「映えるコーヒーの撮り方」のポイントを3点、解説していきます。
今回の話はコーヒーだけではなく、テーブルフォト全般に共通して言えることですので、興味のある方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それではいきましょう!
自然光で撮影する
映えるコーヒーの撮り方のポイント1つ目は「自然光で撮影する」です。
今回解説する3点の中で、最も重要なポイントです。
「自然光で撮影する」ことのメリットは以下の2点。
- シンプルに綺麗
- 空気感が伝わりやすくなる
自然光が入る建物でしたら、積極的に自然光を活かしましょう。
空気感というのは、撮影時の季節や時間帯などのことです。
肌寒い日に淹れたホットコーヒーなのか、夏場の日中に淹れたアイスコーヒーなのか。
淹れている様子や飲んでいる様子だけでなく、その背景にまで想像が膨らみます。
カメラというのは、コーヒーに限った話ではなく、その場の空気感までも閉じ込めることのできる優れた記録媒体です。
ぜひ自然光を意識して撮影してみてください。
前後ボケで被写体を挟む
映えるコーヒーの撮り方のポイント2つ目は「前後ボケで被写体を挟む」です。
「前後ボケで被写体を挟む」ことのメリットは以下の2点。
- 寂しい印象が軽減される
- 被写体に視線誘導ができる
ただ単にコーヒー(被写体)をテーブルに置いて撮影すると、ポツンと少し寂しいイメージになってしまいます。
そこで、抽出に使用しているコーヒー器具や観葉植物などのインテリアを、画角内に配置してみましょう。
そうすることで、さっきまでの少し寂しい印象がなくなってきたかと思います。
さらに、それらを置く位置についても工夫してみます。
どこに置くかというと、被写体の前後。
前ボケと後ボケを意図的に作ることで、被写体に自然と目が行くようになります(視線誘導)。
前後にモノを配置することは、先ほどの自然光とは違い、どこの家でもできることですので、ぜひ取り入れてみてください。
写真に動きをつける
映えるコーヒーの撮り方のポイント3つ目は「写真に動きをつける」です。
「写真に動きをつける」ことのメリットは以下の2点。
- 写真にストーリー性が生まれる
- 親近感がわく
コーヒーというのは、抽出してから実際に飲むまでの間、多くのアクションが存在します。
豆を量る、豆を挽く、お湯を注ぐ、カップに注ぐ、飲む、etc…
出来上がったコーヒーをただ撮影するのではなく、これらの動きに着目してあげるだけで、一気に写真にストーリー性をもたせることができます。
また、人の動きが入ることで、「ただ綺麗な写真」から「見覚えのある身近な写真」に変わります。
「あ、私も同じように豆を量ってる!」「私も同じ器具を使ってる!」など、自分事のように写真を見ることができるようになるわけです。
まとめと作例
いかがでしたでしょうか。今回は「映えるコーヒーの撮り方」のポイントを3点解説してみました。
- 自然光で撮影する
- 前後ボケで被写体を挟む
- 写真に動きをつける
自然光は窓際で撮影することで達成できますし、前後ボケはモノを配置するだけで達成できます。
動きをつけることに関しては、一人で撮影する場合は三脚等が必要になってきます。
友人とカフェに行ったときには、「カップを持ってもらう」だけでも簡単に動きがつくので、ぜひ試してみてください。
皆さんのコーヒーライフが少しでも充実するよう、これからも発信を続けていきます。それではまた次回!
作例をいくつか載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。
ここまで見てくださり、ありがとうございます!