いつも飲むコーヒー、いつも同じように美味しく淹れられていますか?
ちなみに私は、3年前までは満足のいく抽出ができていませんでした。同じ豆を使っているはずなのに、なぜか毎回違う味。
ちょっと酸味が気になる日もあれば、苦くて喉にイガイガした感覚が残る日も。
今回は、そんな誰にでも起こりうる事象の解決策について解決していきます。
結論、コーヒーをいつも美味しく淹れるためのポイントは以下の3点。
- 粉ではなく豆で購入する
- 購入後は密閉保存する
- コーヒースケールを使う
以上の3点について、今回は深堀り解説をしていきます。
今回の記事を読んでいただくことで、今までよりも美味しいコーヒーが淹れられるようになるだけでなく、味を安定させたり、お店と遜色ない味わいに近づけることができるようになります。
私自身も実際に3年間実践していることばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
今までよりも美味しく淹れるコツ
そもそも新鮮な豆を使う
超大前提。新鮮な豆を使用してください。できれば粉ではなく豆。
それはなぜか。コーヒー豆は酸化により著しく品質が劣化していくからです。
コーヒー豆における品質劣化とは、即ち味の劣化。せっかく手間をかけて抽出するのであれば、美味しく飲みたいですよね。
今まで粉で購入していた人は、今日から豆にしてみることを全力でおすすめします。
酸化の進行スピードは、豆の表面積に大きく左右されます(もちろん他の条件によっても異なりますが)。
ですので、粉の状態ですと酸化が一気に進んでしまい、美味しく飲める期間が圧倒的に短いです。豆の状態だと表面積が減るので、理論上酸化のスピードを緩めることができます。
もし可能であれば、コーヒーの専門店に行って直接購入することが望ましいです。個人的に、焙煎機が置いてあって、よく稼働しているーヒー屋さんは間違いないと思っています。
近くにコーヒー屋がなくとも、スーパーでも豆で販売していたりするので、それに変えるだけで味わいは十分変化します。
また、個人的に特におすすめしたいのは、コーヒー豆のオンラインショップです。多くの場合、焙煎日からあまり日数が経過していない豆を送ってくれますし、注文が入ってから焙煎をするようなお店もあります。
私も実際に購入したことのあるおすすめのオンラインショップを貼っておきますので、ぜひ覗いてみてください。
- PostCoffee
全国各地、海外のロースターまで取り揃えている、コーヒー界のZOZOTOWNのような立ち位置。 - LIGHT UP COFFEE
私がコーヒーにハマるきっかけをくれた、毎日でも飲みたくなる”じわ甘”(じんわり甘い)なコーヒーショップ。 - My Dearie COFFEE
オーナーのゆいさんが自家焙煎で届ける、「大切な人に贈りたくなるようなコーヒーギフトショップ」。パッケージの可愛さがピカイチ。
購入後は密閉して保存
では、粉ではなく豆で購入すれば、いつでも新鮮な状態で飲むことができるのか。答えはNOです。
購入後、ずっと空気に触れる状態で保管していたら、さすがの豆でもすぐに酸化してしまいます。最初のうちは「密閉する」ということだけ徹底すれば問題ないです。
厳密には室温や湿度、日光など豆の品質を左右する要素はあるのですが、正直私自身もそこまで気を回せません。
兎にも角にも、酸化を遅らせることに注力できれば十分です。
100均に売っているようなガラス瓶や、茶缶のようなもので大丈夫です。また、購入時のパッケージにジップがついていて密閉できる構造になっていれば、そのまま使っていただいて大丈夫です。
ただ、どのパッケージもデザインが非常に個性的で、できれば移し替えたくないんですよね。たまにジップがついていないパッケージがあり、けど移し替えたくない…なんてことも。
そんな時は袋とめクリップがおすすめです。私は無印良品のものをつかっています。
保存方法に関しては、他にも冷凍保存がおすすめ!などもありますが、今回はとにかく密閉することだけ覚えていただけたらと思います。
ぜひこれからは豆で購入して密閉保存を徹底してみてください!
毎日安定した味わいを出すコツ
スケールとタイマーを使う
結論、スケールとタイマーを使って重さと時間をはかる。たったこれだけです。
ではなぜ重さと時間をはかる必要があるのか。その理由はざっくりと2つ。
- 粉とお湯の量の比率でコーヒーの濃度が変わるから
- 抽出にかける時間で味の出方が変わるから
私の場合、コーヒー粉と注ぐお湯の比率をいつも 1:16.5 にしています。そして抽出完了がおおよそ2分30秒。
ホットコーヒーの場合は毎回上記の目安に従って抽出しているので、日によって味が大きく変わってしまうようなことはありません。
私の経験上、粉の16~17倍のお湯を注いで3分以内に落ち切るようにすると、雑味も出にくくちょうどいい濃度感のコーヒーが出来上がります(もちろん豆によって前後しますし、感じ方には個人差があります)。
ちなみに私自身ずっと愛用しているコーヒースケールは、TIMEMOREのコーヒースケール。今はバージョンアップしているようですが、かなりおすすめ。
普通のキッチンスケールと比べると高価な気もしますが、優れたデザイン性と高い機能性を併せ持ったスケール。何よりも反応速度が速いのが推しポイント。ぜひ使ってみてほしいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。よく自宅でコーヒーを淹れているけど、なかなか美味しく淹れられない…。毎回違う味になってしまう…。といった方に向けて、これまで私が実践してきた事例を解説していきました。
まとめると、ポイントは以下の3点。
- 粉ではなく豆で購入する
- 購入後は密閉保存する
- コーヒースケールを使う
特に最初の2点はすぐに実践できますし、コーヒースケールはキッチンスケールとスマホのタイマーで代用も可能です。
物は試し。まずは実践してみてください。
皆さんのコーヒーライフが少しでも充実するよう、これからも発信を続けていきます。それではまた次回!